ここ最近、キトは夏らしい気候になってきました。
キトは赤道直下に位置していますが、標高2850メートルと高地に位置していることから、一年を通して初春のような心地よい気候です。
日本の夏にあたる7〜8月は乾季で、この時期は雨が少なく乾燥しており、空は青く高く、日差しも強くなります。
また、この時期は風が強くなるので、道端では凧が販売され、子どもも大人も一緒になって凧揚げをしている光景がよく見られます。
凧以外のこの時期の風物詩はArupo(アルポ)です。
アルポはペルーやエクアドル、特にロハ州原産の植物で、観賞用の樹木です。
落葉樹で斜面や谷に生育し、7-8月頃にピンクまたは白の花が咲き、高さは6〜8メートルまで育ちます。
アルポの花が満開になっている姿はとても美しく、日本の桜を思い出します。
旧市街を彩るアルポ、この時期にキトを訪れる方はぜひ注目してみてください!