「絶滅したはずの鳥」が帰ってきた!ガラパゴスクイナの驚きの再発見

絶滅したはずの鳥の生存が確認!

ガラパゴス諸島のフロレアナ島で、約190年ぶりにガラパゴスクイナ(Laterallus spilonota)が確認されました!

この鳥は1835年にチャールズ・ダーウィンによって記録されたものの、その後の調査では発見されず、地元では絶滅したと考えられていました。

しかし、2025年の最新の調査で、鳴き声の録音6件、目視2件、写真1件が記録され、その生存が正式に確認されました。

 

ガラパゴスクイナは、草むらに隠れて生活する小型の鳥で、長らく発見が難しかったと考えられます。

また、近年行われた外来種(野生のネコやネズミ)の大規模な駆除が、生息環境の回復につながった可能性があります。

 

今後、遺伝子調査を行い、この個体群が元々フロレアナ島に生息していたものなのか、別の島から移動してきたのかが解明される予定です。

今回の再発見は、ガラパゴス諸島の生態系保全にとって大きな希望となる出来事です。

 

絶滅したと思われていた鳥が、約2世紀の時を経て姿を現した奇跡。ガラパゴス諸島にとってもエクアドルにとっても非常に嬉しいニュースとなりました。

 

出典: Fundación Charles Darwin, Fundación de Conservación Jocotoco, Dirección del Parque Nacional Galápagos

URL:https://www.darwinfoundation.org/es/noticias/todas-las-noticias/galapagos-rail-rediscovered-on-floreana/

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