クリスマス後の隠れたイベント
皆さんはDía de los Reyes Magos(三賢者の日)はご存知でしょうか。
キリスト教の教えの中に、イエスキリストが生まれた後、1月6日の明け方に東方から三人の賢者が生誕を祝うためにプレゼントを持って訪れたという話があります。
スペインなどではクリスマスではなく、この三賢者の日となる1月6日に子どもたちはプレゼントをもらいます。
また、この日にはRoscón de Reyesという甘い大きなドーナツ型をしたパンを食べますが、南米諸国やエクアドルにもこの習慣が根付いています。
誰が次の王様?
エクアドルでは1月6日前後になると多くのベーカリーやペストリーショップで「Rosca de Reyes」が販売されます。
主流は大きなドーナツ型のパンにたっぷりのクリームが入っているものですが、パイ生地やチョコレートが入ったものなどお店によって多様なRoscaが売られています。
(今年の我が家のRoscaはパイ生地。サクサクで美味しい!)
味付けや見た目は様々ですがRosca de Reyesの最大の特徴は、このデザートの中にひとつだけ小さな人形やコインが隠されていること。
この隠された人形が当たった人は次の王様として来年のRoscaを購入するのがエクアドルの習慣となっています。
(あれ、何か黒いものが・・・と思ったら小さな陶器の人形が!)
なんと私は2回も当たってしまったので、来年はRoscaを2つ買わなければいけません…!
お店によって装飾も味も異なるので、皆で誰が当たるかなんて話しながらワイワイ食べるのが楽しいイベントです。