旨味たっぷりの魚介スープEncebollado
エクアドルの郷土料理、 Encebollado(エンセボジャード)をご紹介します!
エンセボジャードは主にグアヤキルなどの沿岸地域で親しまれているソウルフードですが、エクアドル全土でも人気がある国民的料理です。
首都のキトでも多くのレストランや食堂で食べることができます。
ピーマン、トマト、紫玉ねぎ、セロリ、ニンニク、パクチーなどがスープのベースとなっており、そこにビンチョウマグロやマグロ、カジキ、カツオなどの魚やユカ芋(キャッサバ)が入っています。
ライムや「アヒ」と呼ばれる唐辛子のピリ辛ソースをお好みで加えていただきます。
付け合わせはお米やポップコーン、バナナチップス!日本人からするとスープにポップコーン?と不思議な感じもしますが、慣れてしまうとおかわりが欲しくなるほど。
魚介の味がしっかりしていて、比較的優しい味なので日本人の口にもよく合います。
朝昼晩ともに食べられている料理ですが、地元の人はチュチャキ(Chuchaqui=ケチュア語で二日酔い)に効くからと、朝〜昼に食べることが多いです。
沢山飲んだ次の日に食べるEncebolladoは最高!という声もちらほら。日本のお味噌汁やラーメンのような存在でしょうか。
お店によっては貝など魚介が沢山入ったものもありますが、シンプルなエンセボジャードだと約3ドルなのでとってもリーズナブルです。
旅の途中で脂っこいものに疲れたなあ、という時にはぜひ食べてみてください!