キトの状況レポート
先日エクアドルの状況についてブログを更新しましたが、
週末に旧市街と新市街に行ってきたので、実際のキトの様子についてレポートしたいと思います。
キト旧市街(2024年1月12日)
パネシージョの丘
到着時間が早かったこともあり、お土産屋さんや出店は閉まっていましたが、少ないながらも外国人観光客やガイドも複数おり大変落ち着いた雰囲気でした。
また、日向ぼっこをする野良犬がたくさんいて、ほっこり。彼らがパネシージョを警備してくれているようです。
パネシージョの丘は徒歩で登るルートも存在していますが、道が非常に通行人もいないので、普段から徒歩ではなくタクシーや観光バスなどを利用して頂上まで行くことを強くお勧めします。
キト旧市街
非常事態宣言に伴い、現在大統領府が位置する独立広場は閉鎖されています。
一方、サンフランシスコ教会などの観光名所は通常通り開いており、小さな売店等も一部を除き営業されていました。
想像していたよりも街は普段通りで、道行く人々も多く、テレビで流れているような緊迫した雰囲気はありませんでした。
気になる場合は信頼できるタクシーなどを利用し、観光名所だけ下車して楽しんでいただくのが良いと思います。
バシリカ教会
バシリカも通常通り開いており、ここでも観光客とガイドの姿を見かけました。
周りにバリケードなどはなく、この周辺では警察や軍も見かけることはありませんでした。
ここでも普段通りの様子が見られ、少し拍子抜けしてしまいました。
キト新市街(2024年1月14日)
大型ショッピングモール(Quicentro、El Mall Jardin)
Quicentroについては出入り口の一部を閉鎖し、利用客の出入りを管理している様子が見られました。
両モール共に利用客は普段の週末と変わらず多く、年明けということもあり値下げをしている店がたくさんありました。
カロリーナ公園
新市街の中心に位置するカロリーナ公園。(エクアドルのセントラルパークと勝手に呼んでいます。)
週末ということもあり、非常に多くの人が公園を利用していました。
小さなフェリア(週末市)も開催されており、子ども用アトラクションなどもありました。
複数ある駐車場の入口は全て待ち列ができているほどの盛況でいつもと変わらず家族連れが多かったです。
安全に過ごすために
率直な感想をお伝えするとキトの旧市街、新市街ともに「ほぼいつも通り」というような印象を受けました。
非常事態宣言下ではあるものの、深夜の外出禁止を除いてキト市内における生活については大きな影響は感じられません。
一方でキトから40分ほどの国際空港付近では警察等による厳しいチェックが引き続き行われています。
また、新たな入国制限が設けられペルーやコロンビアから陸路で入国する際には犯罪経歴証明書の提示が必要となりましたが、空路の国際線については大きな影響はありません。
突然状況が悪化する可能性もゼロではないのでいつも以上に十分注意していただく必要はありますが、エクアドル観光省が通達しているように、観光地については制限は設けられておらず実際に外国人観光客も散見されています。
エクアドルにいらっしゃる場合には、常に最新の情報を入手していただき安全にお過ごしいただければと思います。